めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《こどもはかまきり!がんばるぜー!》7月のめぐみだより

《こどもはかまきり!がんばるぜー!》


6月は、給食会、乳児懇談会があり多くの保護者の方々に出席して頂きありがとうございました。特に食べることは、毎日の生活に欠かせないことであり、子どもたちの身体を育てる食を楽しみ、手軽な情報をこれからも提案できたらと思います。
本格的な夏を迎え、夏祭り、宿泊保育、水遊びと子どもたちの心と身体が活性化していく時期、十分健康管理や安全に気をつけていきたいものです。
くどうなおこさんの「のはらうたⅠ」の詩です。

おれはかまきり 
おう なつだぜ
おれは げんきだぜ
あまり ちかよるな
おれの こころも かまも
どきどきするほど
ひかってるぜ

おう あついぜ
おれは がんばるぜ
もえる ひをあびて
かまを ふりかざす すがた
わくわくするほど
きまってるぜ
かみきりりゅうじ


熱い夏を乗り切ろうとカマキリが、空元気を出して歌っています。くどうなおこさんはカマキリ語がわかる人です。野原の草や虫、生き物、風や木や石の言葉を感じ、詩にしてくれます。大人になると忘れてしまうその心を、子どもたちは今生きています。だんごむしを探し、さなぎが蝶になる姿に心躍らせ、時々、無惨にも踏みつぶします。光る泥だんごに明け暮れ、その姿に惹かれる子どもが自分の掌の隙間からこぼれ落ちる砂と格闘します。自分の前に現れる不思議に、立ち止まり、見入り、関わり、そして向かっていきます。「これが正しい知識」として、理解するのでなく、自分の知りたい、やりたい気持ちのなかで学ぶのが今の子どもたちの学びであると思います。大人が先に答えは教えない。失敗もするし、取り合いもするし、ケンカもする。人を知るのも自分との距離を測りながら、仲間を知って関わり方を学んでほしい。私たちは少し足りない言葉の手助けをしながらしっかり見守っていきたいものです。
心理学者の柏木恵子さんは「人間には、幼いものやか弱いものを放置できず、守ってやりたい、喜ばせたいという心と、それを実行する力があり、それは人間だけに進化した高次の認知能力で、他者の心の理解や共感、感情を共有する能力がある」と言われます。一人ひとりの力を認め、信じられてこそ、その力は引き出され発揮されるのだと思います。
子どもたちは自ら育とうとする力があります。かみきりりゅうじの、空元気で奮い立たせる自分を信じてくれる限り・・。イライラする気持ちもグーと抑えて、カッコいい姿を見つけたい。私たちも「ウオー」と叫んで乗り切りたいものです。
* ちなみにいい詩を読むとその優しさは引き出されてくるとも・・。  奥田輝代