めぐみ保育園

お知らせ:めぐみだより

《あそぶことはいきること!》11月のめぐみだより

《あそぶことはいきること!》


遊びをせんとや生まれけむ、
戯(たわむ)れせんとや生まれけん、
遊ぶ子どものの声きけば、
我が身さえこそ動(ゆる)がるれ。
『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』(平安時代の歌謡)
遊びたい、たわむれたいと子どもたちは思って日々過ごしています。そんな子どもたちの声を聞くと、自由にならない大人の我が身さえ動かされる。と平安時代の人すら感じるほど、子どもたちの遊びは、生きることそのもの。その力をもって自分自身を育てています。運動会の子どもたちの躍動も、精一杯自分のやりたい気持ちを発散していました。
今年の体育の日に「体力・運動能力調査」をスポーツ庁が発表しました。6歳から79歳までの調査で、小学生(6から11歳)については、入学前の外遊びの頻度と今の体力の関係を初めて調査。その結果、幼児期によく外遊びをしていた子どもほど、小学校に入ってからも体力があるとのこと。「幼児期に体を動かすことは、小学校での運動やスポーツの習慣につながっている」とのことでした。現代人の生活は、便利になり快適さのなかで身体感覚の劣化が進んでいるとも言われ、足首が硬くてかかとをつけてしゃがめない。足の裏全体を使って重心を保てず背筋を伸ばして立てない。筆圧が弱くて柔らかい鉛筆でないと字が薄くて読めないとも。子どもたちの体も心配です。「手は第二の脳」「足は第二の心臓」遊びながらしっかり鍛えていくことも大切です。
体と共に、気になるのは、おもちゃの進化です。最新テクノロジーを駆使したおもちゃ、人気キャラクター関連のおもちゃ、スマートフォンやタブレット端末を使うゲームも続々と子どもの「遊び」に登場し、遊び放題でかつてない広がりが見られます。その分、子どもたちの遊びは受動的になったようです。自分たちで工夫することなく、おもちゃに遊ばされて、より刺激の高いものを求めて興奮状態に陥ります。頭や体を使って考えたり、想像したり、工夫する余地がなく、すばらしい完成度をもってはまりこむと抜けられません。ないとイライラする子もいるほどです。主体的な思考力、クリエイティブな発想力は大人になって急にできるものではありません。この力はテストの点数でも出てきません。子ども時代におもちゃや見つけたもので、楽しみや遊びを見いだしておもいきり遊ぶことです。自分の頭で柔軟に考えていく力、発想力で自ら遊びを作る力が必要です。子どもの頃から、どんなふうに遊んできたか?その積み重ねが実りある大人を生きていくのではないかと思います。
好きなこと、おもしろいことに夢中で取り組んでいる子どもたちの姿が、粘りや根気、失敗してもくじけない心を作ってくれるのではないでしょうか?遊ぶことは生きること!人と共に遊ぶことがコミュニケーション力の訓練です。おもちゃの取り合い、ことばを駆使した交渉。折り合いの付け方。みんなを明るくしてくれること、気持ちをくみ取れるやさしさ。きっと遊びの中にあります。
ただし、遊びは自分で決めること、やってもいいし、やらなくてもいい。自由です。
最後に遊ぶことの楽しさを共感してもらえた子が一番!だなと思います。  奥田輝代

11月の予定


1日 水 子育てふれあい大会(5歳児)
7日 火 避難訓練
10日 金 保護者の会役員会(バザー準備)
11日 土 親子ふれあいまつり(10時~14時)心
15日 水 みかん狩り遠足(2歳児~幼児)
16日 木 ~17日(金)大正北中学職場体験
17日 金 収穫感謝パーティ
21日 火 積木遊びの日
28日 火 乳児公開保育(コ研)